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2014年3月31日月曜日

2014年冬アニメ 完走作品感想まとめ



瞳を閉じーればーあなーたがー(挨拶)

もう新年度、新たな生活が始まりますねぇ
始まりには終わりが付き物ということで、
順次最終回を迎えていった2014年冬アニメの感想を書いて、
すっきりした気持ちで新生活を迎えたいと思います




冬アニメが始まった3か月前、このブログで序盤の感想を書き、
見続ける作品とその他の作品を振り分けました(こちらこちら

序盤で視聴続行を決めた14作品中、完走できた作品は9つ(3月末現在)でした
途中で2週間旅行に行った事を考えれば、我ながら結構頑張って追いかけたと思います

今期は全体的に特徴的な作品が多かった印象があります
アニメの本数も増えるにつれて、似たり寄ったりの作品が何本も作られている気がするけど、
突飛な設定の作品が多く、バラエティ豊かだったなぁと

あと、OPとEDが耳に残る作品が多かったかな
やっぱ音楽がいいと見ちゃいますよねー


さて、早速見ていきましょう




ノラガミ


序盤感想で「安定した作品」と言った覚えがありますが、最後まで安定していましたね
名のあるアニメ制作会社がしかるべきところに力を入れて、実力のある声優を使えばこうなるという感じ。

ひよりは可愛いし、戦闘は動いてるし、シリアスとギャグもナイスバランス!
そしてOPもEDも結構好きでした。
回を重ねるごとに色や絵が増えていく演出もよいし、曲自体もキャッチ―で作品に合っていたと思います
EDは久しぶりに曲買おうかなと思うくらい好きですわー




ディーふらぐ!


ギャグアニメとしてもラブコメとしてもB級っぽい雰囲気でしたが、
その二つが合わさってとても見やすいアニメでした

途中から先が気になって、我慢できずに原作をチェックしてしまいましたからね
タマ先輩はアニメ最終話の先のエピソードからが可愛いので、ぜひ続編をやってほしいなぁ

そしてノラガミと同様、この作品もOP・EDが特徴的で耳に残る良曲だったと思います




未確認で進行形




許嫁という設定から、近年まれにみる正当派ラブコメだと思ったら、まさかのファンタジーでした
とはいえ、普通にラブコメもしてるし、女の子はみんな可愛いし、非常に癒される作品です

メインの声優さん3人が新人というのが信じられないですよね
キャラが完全に完成されているというか、非常に耳に心地よい
何でも、某ニコ生のトーク番組では視聴者の「良かった」という評価が99%を超えたとか…
今後の活躍を期待しています

しかし動画工房の安定感は半端ないですなー
「ゆるゆり」といい「恋愛ラボ」といい、現代のアニメの潮流をしっかり捉えた作品作りが素晴らしいです
もうここが作ってるってだけで1話見るレベルですもんね

原作のストックがあるのなら、ぜひ続編が見たいですな
というか、エロゲをやってると、ラブコメってもっと先を見たくなりますよね…
つまり小紅がメインヒロインのエロゲがやりたい(直球)




のうりん





ベッキーが突き抜けすぎてて、あまりストーリーを覚えてません
あとはパロディが凄かったことと、シリアス具合が深かったことくらいしか記憶が…

パロディとシリアスの振れ幅が広すぎて、反応がワンテンポ遅れるんですよね
ただ、中高生など農業になじみのない人間に対して、
農業にまつわる諸問題を考えさせる導入として、なかなかよかったと思います

ところで、のうりんについてはテンポの良さでカバーされてましたが、
最近のパロディしかないようなギャグアニメが増えている風潮ってどうにかならないんですかね…
もっとオリジナリティで勝負するギャグが見たいと思うことしきりです




ウィッチクラフトワークス


後半はシリアス展開で、バリバリの魔法ファンタジーだったので
原作を読んだ時と同じくちょっとついていけなかったのが残念でしたが、
テンポと映像美だけで鑑賞に堪えうる作品だったと思います

精神的ショタ属性というか、世話焼かれる系男子の主人公と、
彼を奪うために戦う女の子たち、そして彼を死守する最強のヒロイン…
キャラや服飾などのデザインにいたるまで、作者の趣味が爆発しているのを感じられてかなり楽しかったです




世界征服~謀略のズヴィズダー~


序盤は何をしているのかわからないが、何となく面白かった、というのが視聴理由でしたが、
一見意味不明な序盤のエピソードが、後半の設定説明で繋がっていくのが面白かったですね
そういう構造になっているにもかかわらず、きちんとキャラを掘り下げていたというのも素晴らしい
ただ、まだ判明してない設定があるのがな…出し切ってほしかったです

何か所々シュールっていうか、リアルな台詞があったのも面白かった
禁煙の話とか、「この組織の天下り先って声優業界なの?」とかw

ただ、最後が2期を作れそうな終わり方でしたが、作らない方がいい気がします
彼らはこのまま世界征服していくんだろうなーと思わせるのが綺麗な幕引きかなと
まぁラストまで不思議な魅力があった作品でした




鬼灯の冷徹


最後までスナック感覚で軽~く楽しめた作品です

こういう宗教・歴史・文化ネタを織り込んだ作品ってどんどんネタがマイナーになっていって、
どれがパロディか全然わからなくなっていく危険性をはらんでいると思うんですが、
「鬼灯の冷徹」の良いところは、ネタの薀蓄をちゃんと説明するところなんですよね

ネタの説明って行き過ぎるとテンポを削ぐんですが、この作品では説明がくどくない!
知的好奇心も満たされるし、ネタにもついていけるという、プラスの効果が全面に出ていました
余裕があれば漫画も集めたいな、と思わせるナイスアニメだったと思います

ところで、最近渋谷のセンター街や各地のコンビニなど、
いたるところで「地獄~♪ 地獄~♪」と流れてるのを聴くんですが、
アニメ見ない人があれを聞いてどう思っているのか非常に気になる今日この頃です




キルラキル


最後まで突き抜けていきましたね…
まぁ王道につぐ王道展開で、安心して見られたかな

最後に出てきたサイヤ人設定には首をかしげましたが、
皐月の全裸全力疾走とか流子の「ただいま、姉さん」とか、
2クール続いた作品の大団円ってやっぱりカタルシスの質が違いますよね

グレンラガンと比べてしまうと、「熱血」という意味では負けている気がしますが、
人間の温かさというか、別の魅力が詰った作品だったと思います




サムラフラメンコ


たまげたなぁ…

あ、ありのまま起こったことを話すと…
「町の迷惑行為を止めるためにオリジナルヒーローに変装していた青年が、
いつの間にか宇宙の意思に認められる存在になり、
愛に目覚めて全裸で中学生と警官に迫った挙句、プロポーズし始めた」
何を言っているのかわからねーと思いますが、俺も何を見せられたか分かりませんでした

「頂点に登りつめたあと、身近な問題の解決に帰結する」というのはある意味王道展開ですが、
もうなんというか…もうなんなんでしょうね(思考停止)


どうでもいいけど、後半に出てきた武装総理がくだらなすぎて面白かったですね
「支持率100%は奇跡の領域!」
「イカン!イカン!誠にイカン!」
「アイム総理ー!」
…何でこんなんで笑っちゃったんだろう

まぁやりたい放題やった作品ってことで、凄いものを見たなぁという感想です




凪のあすから


こちらは最終回が4月放送なので、クライマックス直前までの感想になります

これほど恋愛にまつわる少年・青年の心の動きを詰め込んだ話もないですよね
さすがのマリー脚本と言ったところでしょうか

美海の葛藤が非常に青臭い、もとい人間臭くていいですね
人間の心は相対する感情を同時に持つことがある、多面的な性質をもつものなんだって
納得するまでは非常に恐ろしいもので、自分が人格破綻者だとすら思えることもある
それを思い切って他の人間に相談することで、人間ってそういうもんだって理解できる
そういう青春っぽいプロセスが描かれてて、なかなか好きです

しかし、23話あたりから25話までで急速に登場人物たちの結びつきが起こり、
みんなが救済されていく中で、美海だけが救われず、海神さまの生贄になるという…こんなのってないよ!

彼女には幸せになってほしいですな…
別にまなかが嫌いってわけではなく、美海なりの幸せをつかんでくれることを願います

関係ないけど、光を花江夏樹さんが演じているってことを時々忘れます
前期はアウトブレイクカンパニーとのギャップに驚きましたが、
最近は某アニスパとかで明らかになっている彼の変態性とのギャップに戦慄してます




さて、こんなもんですかね
「生徒会役員共*」は撮りためてるので、心が疲れた時に見ようと思います
しかし「ウィザードバリスターズ」は残念だった…法廷要素がひどすぎた…

来期は…こんな作品数見きれないだろうな…まず「ジョジョ」くらいしか見ようと思えない…
「僕らはみんな河合荘」と「漫画家さんとアシスタントさんと」は原作好きだけど、アニメはどうだろうな…

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