ページ

2013年10月11日金曜日

今期(2013年秋)アニメについて



スラマッパギ(挨拶)
さっき適当に作った和風パスタに遊び心で絡めたオリーブオイルが原因で胸焼け中のshyajinです
慣れないことはするもんじゃないね
あとツナ缶の油はちゃんと取り除くべきだったし、マヨネーズも混ぜすぎたかも


さて、夏アニメの余韻も冷めやらぬ中、秋アニメが順次始まってきてます
流石に全部じゃないけど、1話はそこそこチェックしたので、
とりあえず視聴継続決定のアニメをピックアップしてみます
一部ネタバレ注意!





・キルラキル



この作品は、天下のGAINAXから
「グレンラガン」や「Panty & Stocking with Garterbelt」などを手掛けたスタッフが独立して
会社を立ち上げて作られたアニメだそうです

その癖は一目見ればはっきりとわかる
線が多い濃厚な作画と、少ない枚数で動きを多く見せるアメコミチックな動画
「FLCL」とか上記の作品とかのエッセンスを詰め込んだ、それでいて新鮮な感覚
懐かしいなーと感慨を覚えつつ、躍動感あふれる独特の作画にこちらも胸躍ります

アニメにしかできない表現ってのを真正面からやってる感じが大好き
ここまで突き抜けてると、シンプルながら先が気になる少年漫画的楽しさを覚えますよね
こういうアニメは無くならないでほしいな

 



・蒼き鋼のアルペジオ



未知の敵との海洋戦争を描く作品
細かい絵コンテで描かれる「キルラキル」とは対照的に、
「アルペジオ」は全編CGで制作されてます

この作品は戦艦や潜水艦による海戦が見せ場であり、
戦闘シーンCGはかなり迫力があります
ただキャラクターがメインのシーンでは、モーションの粗さがほんのすこし気になる
でもまぁ許容範囲内ではあるし、先が気になるので見ます

「艦これ」とのコラボ企画もあるしね…
1話ではエンドカードの絵師が「艦これ」メインのしばふ先生でした
もっと濃い目のコラボでもいいのよ?





・凪のあすから




P.A. WORKS手掛けるオリジナルアニメーション。
「あの花」や最近のP.A.作品に関わってる篠原俊哉監督と、
「とらドラ!」や「あの花」「さくら荘」などでシリーズ構成を担当した岡田磨里
加えてキャラ原案があのブリキ先生…錚々たる顔ぶれということで、注目せざるを得ない作品

現実とファンタジーが程よく混じった世界観で、
描かれるのは民族間の対立と多角関係な恋愛模様といった感じか?
かと思えば村社会の軋轢も描いたり、構成要素がバラエティに富んでる作品ですね

本当に映像が綺麗で、これだけでも(少なくとも1話は)見る価値があります
この辺は流石のP.A.ですわ…「花咲くいろは」も「TARITARI」も映像美だけで見続けてた覚えがある
中学生の幼馴染恋愛ながら仄暗い思いが渦巻いてて、苦甘ずっぺーのがイイッ!
あまりファンタジーを押し過ぎずに、あくまで人間ドラマを描き切ってほしいな
強烈なマリー節を期待してます

どうでもいいけど、某掲示板とか感想サイトで見られる表現について物申したい
三角関係を描くアニメを軽々しくNTRアニメって言うな!
NTRってのは下種い隠語であるということを理解してくれ!




・ゴールデンタイム


「とらドラ!」の竹宮ゆゆこ先生原作のラノベ
「とらドラ!」は完全に俺のツボだったので、同じ作者様ならばと拝見した次第

大学生の恋愛ストーリーっすね
「とらドラ」を念頭に置くと、ラブコメというより恋愛モノと呼んだ方が良い展開になりそう
1話の時点では昔のトレンディードラマ(例えられるほど俺も知らないけど)みたいな感じ
なんか、OPと本編の内容の乖離が激しすぎるんだが…どちらが本当なんだ?

普通に先が気になるので、原作読もうかと思ってます
「とらドラ」もアニメと原作だと微妙に違うし、両方楽しめたから、今回もいけんちゃう?

しかし、改めて堀江由衣さんの演技は凄いわ
大学生やってもちゃんと大学生っぽいもの
その役の設定通りに、年相応の感じを出すって本当に凄いことだと思う
まさにベテラン、揺るがない信頼の声優ってやつだ
NHKのプロフェッショナルに出てもおかしくないレベルだよね




・のんのんびより




「らき☆すた」以来、爆発的に増えた日常系アニメの流れを汲む作品
個人的な嗜好の話をすると…正直、日常系アニメってあまり好きじゃないんです
癒されはするけども、30分も見ている意味ないなって考えちゃうんですよね
10分くらいで十分描ける内容を薄めたような、だらだらした感じにどうも耐えられないんです

だから、この作品も1話だけ見て遠慮なく切ろうと思ってたんですけど…

やばい、この作品やばい


何がやばいかって?
兎にも角にもギャグセンス!
例えば、こういう作品には男キャラを1人も出さないのがある種のセオリーなんですが、
「のんのんびより」にはクラスに1人だけ男キャラがいるのです



こうなると、数多のラノベ系ラブコメ作品を見てきたアニメオタクは大抵、
「ああ、どうせハーレムなんだろ?」、と考えるんですが…
クラスメイトのうち半分は実妹、もう半分は小学生(男は中3)という状況、しかも…



こ の 男 、 一 切 喋 ら な い



女の子4人で楽しくしゃべってる横に見切れ続けるも、何の干渉もしない
そう、この男キャラは喋らず、リアリティとギャグを完成させるためだけに存在するのです

「床を踏み抜くアホなんかいないよ」、からのこのシーン


斬新で上手なキャラ配置…これが将棋だったら完全に長考に入りますわ

そのほかにも、間の取り方とか言語センスとか、結構レベル高いんすよ
「みなみけ」に通ずる面白さがある作品やね
あと、スローな田舎の雰囲気を良く描けているのも好印象

いや、まさかのドハマリです
別に蕎麦って気分じゃない時に蕎麦屋入ったらカレーが売ってて、
食べたらめっちゃ美味しかったみたいな(?)気分です

前期の「きんいろモザイク」難民の受け入れ先作品となることウケアイですが
ぜひこのままのギャグセンスと雰囲気づくりで続いて行ってほしい
原作にも興味がわいたが、この面白さがアニメ特有のものでないか不安




・WHITE ALBUM 2


大本命キター!

このブログでもこの作品のアニメ化に関しては記事にしましたが(こちら
ついに始まりました!

一瞬とはいえ原作同様、最序盤に結末シーンを持ってきましたね
原作ファンとしては、あの数秒でもう胃がキリキリしましたが、
全体的にファンの期待に応える丁寧な作りでとりあえず安堵

ライブを鑑賞する重要人物たちとか、
商店街の背景で働く雪菜とそれに気づいて思案する春希とか、
背景の電車の中の可愛いモブの人とか、
本当に細かく表現してくれていて感動した!

てか冒頭のライブで千晶を出したんなら、CCやるしかないでしょ!
このクオリティでcodaまで見たい!マジで!売れろ!円盤売れろ!





とまぁ、明確に見たいと思ったのはこの6作かな
その他にも気になるのはあるんだけど…「京騒戯画」とか「境界の彼方」とか「サムライフラメンコ」とか
あと「リフレイン」も個別が終わって本番が始まったら見てみたい
あれだな、この6作以外は気が向いたら見る感じになるな、多分ほとんど見ないけど
そういや「物語シリーズ」は継続してみてます。囮物語以降は原作未読なので楽しみ

それにしても、今期は分割2期目の作品が多いのね
「宣伝アニメ」としての1クールものが増え、「分割2期」というリスクヘッジ手法が編み出されてから、
見るアニメも減ってきた気がする
内容を忘れてたり、続きを見るほどでもないなと見切ったり、前期見てないからわからんと諦めたり…

ちびまるこちゃん&サザエさんレベルまで行かなくても、
ガンダムばりに話数のある面白アニメが見たい
その点「WHITE ALBUM 2」は質と量、共にふさわしいのだが…難しいよねぇ

0 件のコメント:

コメントを投稿