エロいのは男の罪…それを許さないのは女の罪(挨拶)
はい、まだまだ寒いですねーというかより寒くなってる気がする
前回の2013年秋アニメ感想に引き続きまして、
順次始まっている2014年冬アニメの1~2話時点での感想を書きたいと思います
前期からの2クールものや5分アニメを含めると結構な数を流し見たので、2回に分けて書きます
(※追記 後半はこちら)
量が多いので、この記事でレビューする作品の一覧を最初に書きます
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<前期から継続> <今期新番組>
凪のあすから ノラガミ
キルラキル 未確認で進行形
サムライフラメンコ 鬼灯の冷徹
ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
ノブナガ・ザ・フール
中二病でも恋がしたい戀
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さて、まずは前期から継続中の作品3作から軽く触れます
・ 凪のあすから
ほとんど誰もが誰かの恋敵、という様相を呈しているドロドロ青春ドラマです
1クール目最後からいくばくかの時が流れており、登場人物の大半が成長をする一方、
「冬眠」によって1クール目から身体が成長していない主人公とその親友、
そして災害に巻き込まれたまま帰ってこないヒロイン…
こういう時の経過をきちんと描く物語は好きです
そして、こういう展開をする物語には名作が多い気がする
「White Album 2」然りグレンラガン然り
ここにきてブリキ先生の画風の味がより出てきましたね
透明感を損なわず、より濃厚になっていくキャラクターたちの魅力が素晴らしい
東北の港町をモデルにした舞台設定も相乗効果で寂寥感を醸し出しています
映像美だけでも見ていられますけど、普通にストーリーも気になるので視聴継続です
・ キルラキル
親仇登場 → 怒りのあまり暴走 → 力への恐怖 → 挑発 → 戦闘服と武器を敵に奪われる
↑イマココ!
もう気持ちいいくらい王道を邁進しているこの作品
次の展開は散らばった戦闘服を取り戻す「どろろ」展開だろうし、黒幕もちゃんと出てきてるし…
安心してみていられますね
・ サムライフラメンコ
「リアル志向物語」(正義のヒーローへの憧れを捨てられない大人が現実と奮闘)
↓
「ガチヒーローもの」(平気で殺人を犯すファンタジー怪人たちと仮面ライダー的なガチ戦闘)
↓
「ヒーロー戦隊もの」(前触れもなく現れた仲間と戦隊を組み、国家予算で作られた巨大ロボで戦闘)
もう何が起きてもおかしくありません
物語の展開よりもどう〆るのかだけが気になるので、最後まで見ます
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次に、今期から始まった新番組に対する雑感をつらつらと書いていきます
・ ノラガミ
人に害をなす「妖」を退治する八百万の神の一人「夜ト」と、夜トに助けられた少女「ひより」の物語。
舞台設定も現代日本で、ファンタジー要素も神道から引っ張った設定ということで、非常にとっつきやすい作品ですね
キャストもアジアナンバーワン声優・神谷浩史と実力派若手声優・内田真礼のコンビだし、安定感抜群です
演出も実にコミカルだし、ギャグ要素もなかなか。
客を定着させるためなのか、ところどころにあるライトエロス(パンチラ、ブラチラなど)が少々くどいくらいで、
全体的にバランスがいいです。これは良作の予感。
・ 未確認で進行形
近年稀に見るTHE・正統派ラブコメ。今期のラブコメ枠は非常に潤ってます。
美少女アニメから男性が排除されるようになった昨今において、許嫁と同居生活ですよ!
何だか久しぶりに「許嫁」という言葉を聞いた気がする…あれ?「らんま1/2」(1989-1992年放送)以来じゃないか?
女の子もめちゃくちゃ可愛いし、気持ちよく見ることができそうです
雰囲気が「ゆるゆり」とか「恋愛ラボ」に似てると思ったら、制作が同じ動画工房なんだね
どっちも結構好きだったのでかなり期待できます
普通に原作買っちゃいそうだわ…
けど、先を知っちゃうとつまらなくなるのは「かんなぎ」で学習したから、とりあえず我慢します
・ 鬼灯の冷徹
人口爆発による亡者の増加に伴って人手不足にあえぐ地獄を舞台に、
閻魔大王の敏腕補佐官・鬼灯の多忙かつ愉快な日常を描く作品。
個人的に、今期No.1アニメです。
これまた日本人になじみ深い仏教をベースにした世界観で、わかりやすい。
そして、やり手の勤め人が厄介ごとに面白おかしくツッコミを入れつつ解決していく王道的爽快感、
アニメ・漫画だけでなく日本のテレビ番組のパロディをエンディングまるまる使って堂々とやるセンス…
主演の安元洋貴をはじめとした魅力的な声優陣も含めて、完全にツボです。
しかし、某長寿ふしぎ発見番組のパロディをここまでしっかりやるとは…深夜に爆笑してしまった
日立製作所に潰されたりしないか心配です
ギャグものはテンポが命なのと、
宗教パロものは回を重ねるごとにマイナー知識に偏ってパロディの意味がなくなるという危険性を孕んでいるので、
その点だけ何とか回避しつつ突っ走っていってほしいですね
・ ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
現代社会に魔法を扱う魔術士と、その在り方を規定する法律や制度があったらどうなるか…
そんな想像をかなりディティールをつめて映像化した作品って感じですかね。
個人的には、魔法でババーンと解決!みたいなファンタジーは正直好みじゃないんですよね
しかし!この「ウィザード・バリスターズ」には結構期待しています。
この作品は、「法制度」という非常に現実的かつ社会的な舞台装置と現代日本(東京の街並み)の詳細な描写によって、強固なリアリティを作り出してます。
つまり、物語の展開として、ロジカルな問題解決劇が期待できる。
まぁ判決後即死刑にはビビりましたけど。
加えて、魔術師の戦闘シーンも(OPと1話時点では)かなり力が入っていて、
このクオリティがキープされるなら、それだけで視聴継続のモチベーションになります。
まぁこの東京治安悪すぎワロタ、とは思いましたけど。
さらに、キャラデザがいい意味で一昔前というか、なんか懐かしいんですよね。7~8年前のOVAみたいな?
そして若本規夫ボイスのマスコットキャラ。これも最近見ませんでしたよね…一時期すげー多用されてた気がするけど。
このナナジーニィには音速丸的な活躍を期待しています。
しかし、公式HPのデザイン面白いなぁ…
前期のガリレイドンナは肌に合わなかったので、梅津監督の手腕をこちらで存分に味わいたい。
・ ノブナガ・ザ・フール
個人的な期待作ばかり紹介してきたので、ちょっと相性が悪かった作品を紹介。
戦国時代とか中世ヨーロッパとか宇宙世紀とかの要素が混在した、歴史ミックスものです
別に歴史ミックスものは嫌いじゃないし、画風は綺麗で好きなんですが、
完全に俺に不向きなファンタジー臭がするので視聴継続はおそらく困難です…
上の画面が出てきたときは、「戦国武士+ロボ=装甲悪鬼村正じゃね?」とか思ったんですけど、
テーマは全然違うっぽいしなぁ…声優の豪華さとメカ描写は凄いんだけどね…
・ 中二病でも恋がしたい戀
1期は確か全部見た覚えがある…が、毎回毎回痛すぎて居たたまれない気分になってた
月日が流れ、あの時と変わらない痛々しさを前にして、俺はついに停止ボタンを押した…
主人公と六花の初々しさは見ていてかわいい…それだけやっていればいいのに…
もう俺に、この子たちを追いかける体力はないようです…
ってか、「境界の彼方」から連続でこれを作るなんて、京アニは流石の制作力ですよね
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以上、今期アニメレビュー前半でした。
これで半分くらいなんで、同じくらい長いのをもう一回書きます。
※追記
後半を公開しました。こちらからどうぞ。
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