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2013年3月16日土曜日

『スマガ』コンプリート&レビュー


『スマガ』完全クリアしたので感想
レビュー…といってもいいのかどうか
前回少し書いたので、細かいことは割愛
ネタばれ注意ってことで




俺が重視するのは

  • グラフィック (CGのクオリティ・画風の相性)
  • サウンド (主題歌・BGM・声優の演技)
  • 演出 (画面効果やサウンドの使い方・シナリオの見せ方など)
  • ストーリー (単純に話として面白いかどうか、整合性など)

こんなもんですかね
ちなみにシナリオ重視の作品かキャラ重視の作品かで
ストーリーの評価の重さが上下します
わかりやすくA~Eの5段階評価
心持としては基本点をCとして
大幅なプラス要素があればB→A
その他は減点方式で評価してみましょうか
プラスマイナスで同評価にも差を設けるかも


試しに『スマガ』を当てはめてみると…

グラフィック
これは文句なしっすね
女の子は可愛い、差分十分
背景に欠点なし、世界観をしっかり表現
CGは華麗、演出盛り上げに大きく貢献
『装甲悪鬼村正』でも思いましたが
Nitro+はホント3DCG、アニメーション、一枚絵、全てにおいてレベルが高い
どこにケチつければいいのかわからん

サウンドB
OPテーマを始め、ボーカル曲が6曲もある
特にOPは耳に残るっていうか、
Swinging Popsicleのファンになりました
BGMもポップな世界観を演出したり
熱い展開を彩ったり、十分に効果を発揮している
声優の演技には不満もありません


演出
これはトップクラスっすね
OP動画から本編、EDまで飽きずに見られたのはこれが大きい
ただでさえ美麗なグラが動画効果で
めっちゃ魅力的に見せられている
魔女たちの躍動感が素晴らしいですよね


ストーリー
これは評価するの難しいなぁ
確かに、ループものとしてはよく練られてるし
「人生リベンジアドベンチャー」の名の通り
困難を乗り越えていく主人公はまぁまぁかっこいいんですけど…

ポップでオシャレな雰囲気の副作用だろうか
主人公の絶望が薄まっちゃってて
「挫折から立ち上がる」熱血展開とか
「絶望を乗り越えて希望を得る」カタルシスさえ弱くなってしまった感が否めない
そしてオーラス、真のハッピーエンドを得るのにも魔法
設定を理解しきれなかったのか、半ばおいてけぼり食らいました
魔法で何でもありなんだなって思っちゃうと
どうにも「茶番感」が拭えなくなってしまう
こう考えるあたり俺にファンタジーものは合わないんだろうな

まぁ地雷というほどじゃなくてよかった
スマガのスマ(Star Mine)は花火のスターマインだったんですな
エンディングでタイトルの意味がわかって面白かったです

気になった点としては
設定的に『魔法少女まどか☆マギカ』や『シュタインズゲート』に近い
根本のところは違いますけど、類似点からキャラの心情とか展開が
なんとなーく分かってしまったというのが残念でした
これはゲームのせいじゃなく、俺の問題ですね
2008年のゲームを今やっていることの弊害です

要所要所で主人公が神様や魔女の固定概念を塗り替えるため
いろいろ説教(「端から諦めてんじゃねー!」が8割)をするんです
その姿が某魔術の禁書目録の不幸主人公を彷彿とさせてたんですけど
二週目で主人公のボイスが解禁になると、声優が銀巽さんでクッソワロタww
演技は素晴らしかったけど、虚を突かれました


総評
…ですかね
映像作品としてはとても面白いんですけど
シナリオは話半分で聴いててももう満腹だし
視覚的な充実感で十分楽しめたかなぁ
まぁまとめると雰囲気を楽しむオシャレゲーってことかな
B-でもしっくりくるんですけど…


ミラが可愛すぎるのでってことで!

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