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2013年5月26日日曜日

「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」 感想


久しぶりに映画借りました
今回借りたのは、ここで紹介する「ハングオーバー」
「バットマンビギンズ」「アルゴ」の3作品

この前のアカデミー賞で話題になった「アルゴ」目当てでレンタル店に行ったんですけど、
基本的にコメディ大好き人間なんで、バランスとろうと思ってハングオーバーを借りました
バットマンはたまたま目について、そういやちゃんと見たことなかったなぁということで手に取りました




ちなみに「ハングオーバー1」は…

結婚式を2日後に控えたダグは、親友である教師のフィル・ウィネック(フィル)と歯科医のスチュアート・プライス(スチュ)またはDr.Faggot、そして婚約者トレイシーの弟のアランと共にバチェラー・パーティー(独身さよならパーティー)として、ラスベガスを訪れ、シーザーズ・パレスに滞在する。
だが翌朝、酔いつぶれていたフィル達が目を覚ますとダグは消えており、スチュは歯が一本抜け、トイレには虎が出現し、クローゼットには赤ん坊がいるという意味不明な状況に陥っていた。どうしてこうなったのか、そしてダグはどこへ行ったのか、窓のない部屋での記憶を彼らは二日酔いの頭で必死に思い出そうとする。(wiki引用)

…というお話。



実は、「ハングオーバー」は続編の「国境を越える」の方を先に視聴済みです
間抜けな話で、レンタルして家で見て初めて「2」だということに気付いたんです
この「2」がエライ面白くて、これは「1」も見なきゃなーとずっと思ってたので、今回借りた次第


まず最初の笑いどころが、酔っ払いどもが起きた時の部屋の様子!
明日世界が滅亡するって決定してもこんなには暴れないだろ、というほどぐちゃぐちゃです

床にはスナックのごみ、酒ビンやエナジードリンクの缶が散乱し、
一部はボーリングのピンよろしく三角形に並べられていたり、
カバーが剥げたソファーからは謎の硝煙が上がり、泡だらけの浴槽にはダッチワイフが漂い、
リビングには本物のが闊歩し、トイレにはこれまた本物のが居座り、
風俗嬢が部屋を出ていく時のドア音で一人目の酔っ払いが目覚める…

俺も記憶をなくすまで飲んだことは友達の家で1回だけ経験したし、
その時も翌朝の惨状に頭を抱えはしましたが、
ここまで散らかってたら俺なら警察呼んで自首するまであるわww

そこから、ダグ(仲間の一人)がどこに消えたのか、
昨夜何があったのかを手あたり次第に調べていくのが面白い
あらゆる持ち物失せ物が手掛かりになって、行く先々で「昨夜のイカれた奴ら」呼ばわりww

続編で中国人のマフィア「チャウ」が「また会ったなクソ野郎ども」みたいなこと言ってたから
「1」でも出てきたのかな?とかおぼろげに思ってたんですけど
まさか警察に押収されてた主人公たちの車のトランクからマッパで杖一本だけ持って飛び出してくるとは…
完全に意表を突かれましたww

こんなことしてるけど、このチャウ役のケン=チョン(韓国系アメリカ人)、なんと医者なんだってwww
しかも夫婦そろって医者!いやー…全裸で映画出演した医者って世界に何人いるんだろうwww


あと、そのときアレン(仲間で一番狂ってるデブ)が「僕は仲間だ、僕もゴジラは嫌いだ!」って言ってたのは、
チャウを日本人だと思ってたからなのだろうか
欧米人にはアジア人の区別は全然つかないらしいし、結構リアルな言い草で笑いましたw


このアレンがまた口が悪くて、
カジノでカードカウンティング(イカサマくさい技)をしようと考えてるところを止められた時…

アレン「違法じゃないよ、飛行機でマス掻くのと同じで嫌がられるだけさ」
フィル「それも違法だろ」
アレンああ、"911"以降どこも過敏になってんだ。ビン・ラディンの野郎め

これ2009年の映画で8年経ってるからまぁ昔だけど、911ネタにして大丈夫なのか?w
俺は不謹慎ネタは割と好きですけど、当時のアメリカでの反応が気になります


そして何より、「ハングオーバー」の醍醐味はエンディングで「問題の夜」の写真が流れること!
言わば答え合わせなわけですが、これがまたひどいww
映画だとはいえ、ここまでやるかという絵面ばかりwww
ストリッパーとのからみとか、警備員っぽいおばさんにアレされてる絵とか、もう笑うしかないっす
(詳しくは流石の俺でも言えないので見てみてください)



それにしてもこの3人、すげー性格が噛み合ってるんですよね
アレンがシャレにならないヘマをしてステュがぶちぎれてもフィルが宥めるし、
2人ともぶちぎれても次の瞬間にアレンが仕事をすればちゃんと褒める
なんつーか、アレン以外の奴らは酒癖の悪さを除けばかなり人間が出来てます
その要素がラストの締めを綺麗にするし、この作品の隠れた魅力なんだと思います
ああいう人間になりたいものd……いや、やっぱならなくていいわ



褒めすぎるのもアレなので一応注意しておくと、
この映画は度を過ぎた下ネタ暴力シーン軽微なグロのオンパレードです
それでも笑い転げたいって方には「1」「2」共にすげーおすすめです


ちょうど来月末にシリーズ最新作兼最終作の「ハングオーバー!!!最後の反省会」
公開されるらしいので、復習がてら見るのもよろしいかと

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