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2013年3月15日金曜日

流行ってすげぇ ‐ 「グリゾノ」と「よつばと!」

先日書いた『乙女理論とその周辺』(通称『おとりろ』)の記事について
閲覧回数がこのブログにしてはすげー伸びるので
何事かと思って解析してみると
YahooとかGoogle使って「乙女理論とその周辺」で検索すると
このブログの記事が割と上位に表示されるようです

こんな末端のブログまでチェックされるということで
エロゲーマーの『つり乙』及び『おとりろ』への高い期待感が窺えます
しかし流行ってすごいね
考えてみれば現代人は気になったらすぐ検索だものね
ってことで、これからは新しめの情報に飛びついて
積極的に流行に乗ってみたいと思います



エロゲで言うと、発売が5月末になったアの

先週には、ついにOP映像が公開されましたね

(↓youtube動画↓)

相変わらず動画のクオリティが凄まじい
最初の種が真っ二つに切れる部分とかの演出って
どうやってアイディアが浮かぶんだろうか
創造力ある人はホント尊敬します

通称は「グリゾノ」らしいけど、俺は「楽園」でいいじゃんって思いますわ
グリザイア三部作の中では「迷宮」のOPが一番好きだけど、
期待度では圧倒的に「楽園」がトップ
「迷宮」収録の『カプリスの繭』の引きが強烈で
しかも登場人物がいい感じに出揃ってきましたよね

個人的にそれぞれ個性が強いキャラクターが数多く登場するストーリーは面白い」傾向があると思う
無論、俺の感性フィルターを通した感想だけども
多くの人物を登場させる群像劇を描く場合、
どのキャラもある一定の役目(存在意義)を持っているわけで
人物をいかに物語に絡ませるか、目立たせるかが腕の見せ所になる
また、人物が多いとそれだけキャラ間の掛け合い(会話劇)が増えるし、
アクターの多さから「意外性」のある展開も生まれやすくなる

群像劇のマイナス点として、物語が長くなりがちなので
冗長にならないように気を使う必要があることが挙げられるけど
冗長になるかどうかは、読者を物語に引き込む力によりますし
長いシナリオを書くライターは大抵面白い展開を用意できる能力を持っているので
こんなに大仰に語れるほど数はプレイしてませんけど
(少なくともこの業界では)群像劇にははずれが少ない、と感じるのです

この傾向に当てはまる作品として
『装甲悪鬼村正』とか『真剣で私に恋しなさい!』とかが思いつきますね
「主人公級の見せ場がある脇役」みたいのが多いと本当に面白い

グリザイアシリーズも個性的なキャラが多数出てきたので
「楽園」がそういうゲームになることを望みます
はっきり言って、もう個別ルートは前2作で楽しみ尽したので
エロいらないし一本道でいいから雄二とオスロとの決着だけは濃厚に仕上げてほしい

ちなみに俺はみちる萌えです。声優的な意味で。
早くみちるの会話劇が見たい。声優的な意味で。



あと、『よつばと!』第12巻読みました




いやーマジで癒されますね
もう12巻も出てることに驚くほど「少しずつの日常の積み重ね」が繰り広げられてます
この世界観というか雰囲気はさすがです


「はじめて」に触れる子供って正にこんな感じだよなー
ペンキは手を洗っても落ちないとか、時計の読み方とか…
起きていることは本当に大したことないんだけど
ついつい笑っちゃうし感動しちゃうんですよね
とにかく表現力が凄まじい…徹底した背景の書きこみと言語センスもすばらしい


それでいて、幼いころの「長い一日」ってのがよく描かれてます
本当に、年を食って知ってることが増えると
1日が飛ぶように過ぎるってのが身にしみて感じられる
大人になっても周りが知らないことだらけなら1日が楽しくなるのかなぁ
割とマジで、いつか冒険家とかになろうかな…とか考えちゃいます


有隣堂という書店で購入すると、今なら特別カバーもらえるらしい
普段は付けない派なんですが、せっかくなので付けてもらいました


いい感じです
そういえば、初めて東京に対してカルチャーショックを覚えた瞬間は、
有隣堂は東京人には全く馴染みのない無名の書店という事実を知った時でした
神奈川ではめっちゃ有名なのに…こんなに近いのに…
まぁジュンク堂とかを初めて訪れた時には納得しましたけどね

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